あらすじ

「姉は妹のために」 そんな両親からの言葉を疑うことなく。 イリア・ヴァレンシュタインは十五年間生きてきた。 双子の妹に溺愛する両親のもと、 彼女に与えられた役目は“姉”であること。 妹たちの失敗を引き受け、悪評を背負い、頭を下げて二人を守る存在が彼女だった。 やがて妹たちは、社交界で名の知れた悪役令嬢へと成長する。それでも姉であるイリアは、自分が支えていれば大丈夫だと信じていた。 ——自分の未来までもが、妹たちのために切り捨てられていたと知る、その日までは。 妹の元に来た侯爵家からの縁談。そして突きつけられた条件とは『社交界の場に姉であるイリアが顔を出さないこと』。 家族は躊躇なく了承したその瞬間に、イリアは全てを悟った。 自分は家族として守られていたのではなく、ただ“都合よく使われていただけ”だったのだと。 イリアが”姉”をやめると決め、妹たちを見捨てて自分の人生を歩む物語。 【第14回ネット小説大賞 入賞】 ※小説家になろう様に投稿しているものと内容は同じです。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/07/07
  • 現在の作品【書籍化進行中】都合のいい姉はやめることにします。〜「姉は妹のために」と言われ続けて十五年。立派な悪役令嬢に成長した双子の妹は見捨てて、私は自由に生きることにした〜