あらすじ

大手探索クラン《ホワイトスケイル》で六年間働いていた迷宮清掃員・相馬透也は、ある日突然クビを宣告される。 理由は単純だった。 「戦えない雑用に払う金はない」 討伐後の血、魔素汚染、罠の痕跡、魔物の巡回跡。 透也が整えてきたものは、配信には映らない。 だから誰も、その価値を知らなかった。 生活費を稼ぐため、透也は政府管理迷宮で深夜の清掃配信を始める。 視聴者はわずか二人。 地味すぎる配信のはずだった。 だが、彼が壁の汚れを落とした瞬間、隠し通路が現れる。 床の魔素を洗い流すと、罠の位置が浮かび上がる。 ボスの外殻を清掃すると、誰も知らなかった弱点が露出する。 コメント欄は騒然。 「掃除じゃなくて攻略じゃねえか」 「この人、元クランで何扱いされてたの?」 「雑用って言ったやつ見る目なさすぎだろ」 やがてS級探索者、探索者協会、企業、配信界が透也に注目し始める。 一方で、透也を切り捨てた元クランは、攻略事故の増加、素材品質の低下、配信炎上に苦しみ始めていた。 これは、地味な清掃員だった男が、迷宮の「汚れ」からすべてを読み取り、知らぬ間に最強の攻略者としてバズっていく物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/07/07
  • 現在の作品クビになった迷宮清掃員の俺、深夜の掃除配信で隠し通路とボスの弱点が見えてしまう 〜雑用扱いした元クランだけが俺の価値を知らなかった〜