あらすじ
舞台は現代日本のどこか。
小さいころ不思議なものが見える女の子だった菊花(きっか)。
しかしそのせいで周囲から嘘つき呼ばわりされ、友達が一人もできなかったことが心に深い傷を作っていた。
孤独な小・中学生活を経て、高校生になった頃には、すっかり空想否定主義に。
「あるはずのないものを信じるなんて純粋な子供がすること。私はもう子供じゃない!」
しかし、もし菊花の見たものが実は『本物』だったら。
自分の中に『魔女の血』が流れているせいだとしたら。
これは少女が一夏のあいだに不思議な田舎町で魔女になる話。