あらすじ
十年前、終焉戦争は終結した。
人類は平和を手に入れたが、かつて世界のために戦った無数の者たちのことは忘れ去られた。
林徹は「残響」という能力を持つ。彼は元素を操ることも、神跡を召喚することもできない。ただ、過去に残された痕跡に触れ、時の中で忘れられた声を聞くことができる。
そんなある日、彼は廃墟で一本の古びた剣を拾う。
剣の中には、名もなき英雄の最後の願いが眠っており、それは彼を平和の裏に隠された真実へと導いていく。
力とは、勝利の証だけではない。誰かが果たせなかった信念を宿すものだ。
いつか彼が、世界を変える力を手にしたとき――
彼は理想的な未来を創り出すのか、それとも不完全なこの世界を守るのか。