あらすじ
名門校アルフェン高等技能院に通うリオ・アルクスは、いつも眠そうなテイマー推薦生。
成績は悪くないが、遅刻と居眠りが多く、しかもテイマーなのに普段は魔物を一体も連れていない。友人たちは、彼のことを「夜に大変なアルバイトをしているらしい、ちょっと変わったやつ」くらいに思っていた。
しかしリオの裏の顔は、表のギルドや国では扱えない依頼を請け負う裏の人材派遣組織――十三番窓口に所属する現地契約士。
リオは一度に一体の魔物としか契約できない。
だが、魔物の習性、恐怖、欲求、地形、状況を読み取り、その場で最適な一体を選び、数分、時には一瞬で契約を成立させる。
魔物討伐、護衛、潜入、子守り、晩餐会、学園行事。
今日もリオは、眠い目をこすりながら学園生活を守り、夜には十三番窓口の依頼へ向かう。
これは、一体しか契約できない少年が、最適な一体で厄介な案件を片付けていく物語。