あらすじ

「はじめまして、律くん」——その挨拶を、彼女は二十一回くり返してきた。覚えているのは、彼女だけ。 大学受験のため大阪から上京した十六歳・風間律(かざま りつ)。家賃二万二千円に釣られて入居した国立のシェアハウス「セオリア荘」には、心の法則――「ことわりつき」に呪われた住人たちが暮らしていた。デジャヴを繰り返す少女・ななせ。自分のドキドキを信じられない好(このみ)。誰にでも「しっくりくる」言葉を届けてしまう一(いつ)。じっと見つめるほど、大切な人がわからなくなる千(せん)。 そして律にだけ、なぜか法則がいっさい効かない。 繰り返す七月、蝉の鳴く国立。デジャヴ少女が「はじめまして」と言わなくなるまでの、十日間の物語。 タイムループ×青春×群像劇。切なくて、最後はあたたかい話です。 ※全十二話(四十一部)+エピローグ、原稿完結済み。毎日19時更新。

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小説を読もう2026/07/07
  • 現在の作品デジャヴ少女はもう「はじめまして」と言わない