あらすじ
男爵令嬢リエット・オルレインは、伯爵令息ローム・ハイネンと結婚した。
その結婚は、飢饉によって苦しむ領地の民を救うため、オルレイン家の豊かな土地で膨大に採れる食料を目当てにしたものだった。
しかし、支援品を領地に送っても一向に民の飢えは改善されない。
ある日リエットは、義姉ミカエラが支援品を横領している決定的な違和感に気づく。
「もうなりふり構ってはいられん。家の物を手放そう」
財産を手放してまで民を救おうとする義父の決断に、リエットは静かに立ち上がった。
次期当主の妻として、自ら事態を解決するためにミカエラの部屋へと向かう。
嫌がらせで彼女から貰った、薪割り用の斧を担いで。
※残酷な描写はありません