あらすじ

七月二十一日が終わらない。消えた夏休みを探す、ぼくらの町冒険! 夏休み一日目、風岡ナギサは古道具屋で、しゃべる青いリュック・ポッケと出会う。来月には引っ越すことを、まだ友だちに言えないまま迎えた夏休み。ところがその日、星坂町の時計台は止まり、ナギサの夏休み帳から一枚のページが消えてしまう。翌朝になっても、日付はまた七月二十一日。どうやら町の夏休みが、何者かに少しずつ食べられているらしい。昨日の記憶を持っていたのは、ナギサと、記録好きのミウ、行動派のタイガ、不思議な気配に敏感なスズ、そしてポッケだけだった。消えたページを取り戻す手がかりは、ポッケが持っていた空白だらけの地図。夜の商店街は宇宙船になり、駄菓子屋の奥には雲の上の駅が現れ、校庭の下には落とし物たちの王国が広がっていた。終わらない夏休みの中、四人と一つのリュックは、星坂町に隠された「地図にない場所」を巡っていく。

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小説を読もう2026/07/07
  • 現在の作品ぼくらの町のヘンテコ世界地図――しゃべるリュック・ポッケと、消えた夏休み――