あらすじ

子爵令嬢セシリアの右頬には、十二年前、見知らぬ子供を庇って負った大きな傷がある。以来「傷物令嬢」と呼ばれ、婚約者のセドリック伯爵からも日陰者扱いの毎日。 唯一の楽しみは、夜ごと書き溜める物語と、それを月に一度受け取りに来るチャラい編集者のノアだった。 「そんなんじゃ嫁の貰い手ないっすよー。ま、俺ならいいですけどね」 そんな口癖を聞き流して、四年。 卒業パーティで婚約破棄された夜、いつものように窓辺に現れた彼は、いつもと違うことを言った。 「捨てられたなら、拾っていいよね?」 チャラい編集者の正体は、大国の第二王子で——どうやら私の傷のことを、世界でいちばん愛している人でした。

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小説を読もう2026/07/07
  • 現在の作品婚約破棄された傷物令嬢を溺愛する編集者は、実は隣国の王子でした。