あらすじ

七夕。織姫と彦星が、年に一度だけ会える日。 その理由をご存じですか。――織姫が、機織りをサボったからだそうです。 サボっていません。織っていました。夫の野良着を、一年かけて。 「用途不明」の一行で引き離されて、千年。 今年の逢瀬は雨で流れました。三十九回目です。 決めました。天帝に、再審を請求します。 証拠ならございます。日付と天候と用途を織り込んだ、 千年分の勤怠記録が、九百九十九反。 申し添えます。私、千年、無遅刻無欠勤でございます。 愛が手を鈍らせると仰るのなら、こちら千年分の反証でございます。 甘々ハッピーエンド保証。七夕の由来が少しだけ目出度くなる話。読了目安15分。

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小説を読もう2026/07/07
  • 現在の作品織姫がサボったから彦星と年に一度しか会えないと仰るので、千年分の勤怠記録を織って参りました ――天帝陛下、七夕の裁定に再審を請求いたします