あらすじ
【読んで後悔はさせません】
北国の領主ローゼンは、かつては自分の幸せさえ遠ざけていた孤独な人だった。けれど妻アリシアと出会い、娘エリナを授かってからというもの、彼はすっかり娘に弱い父親になっていた。
十五歳になったエリナは、もう王都の舞踏会に出る年頃。幼い頃のように「おとうさま」と甘えることは減り、少しずつ大人の令嬢として振る舞うようになっていく。その成長を喜びながらも、ローゼンはどこか寂しそうで、アリシアはそんな夫を「親バカ」とからかいながら見守っていた。
そんな中、エリナは初めての舞踏会で第二王子セオドアから求婚されるのだった。