あらすじ
七夕の夜、笹の葉に願いを書き、夜空の天の川に想いを馳せる。あるいは大自然で愛らしい山羊と触れ合い、穏やかな刻を過ごす……。
現代を生きる多くの人間は、「星まつり」「やぎまつり」と聞けば、そのような牧歌的な情景を想像するであろう。
だが、それは無知なる素人の浅はかな誤解である。
はるか昔、日本各地の村落にて、漢たちが血と汗と泥にまみれて執り行っていた『真の祭祀』があった。
大雨の夜。漢たちはなぜ、獣のごとく四つん這いになって地を這ったのか? 彼らは何を願い、なぜ己の肉体を破壊せんばかりの勢いで正面から激突し合ったのか?
そして、分厚い雨雲に覆われて天の川すら見えない泥沼の底で、彼らはいかにして『満天の星』を観測していたというのか!
真の祭祀の全貌を知った時、あなたが信じてきた常識は完膚なきまでに打ち砕かれる。
歴史の闇に埋もれた超・熱血農耕儀礼。愛すべき大馬鹿野郎たちが神に捧げた、血湧き肉躍る肉弾神事の全貌が今、民明書房(?)の調査によって明かされる!
読者諸兄よ。現代の生ぬるい常識を捨て、限界を超えてぶつかり合った伝説の漢たちの生き様を、とくと見届けよ!
真白透夜さんの自主企画『⭐️しろやぎ星まつりコンテスト』に参加しています。
https://kakuyomu.jp/user_events/2912051603168487886