あらすじ
悪女と蔑まれたガレッティ国の王女エメリーネは、炎に飲み込まれる王城で22歳の命を終えたはずだった。だが、目覚めると17歳の過去に巻き戻っている。腐敗した王城では、衰弱した父王が私欲にまみれた大臣たちの傀儡となり、国民は貧困にあえぎ始めていた。エメリーネは自らが真の女王となる決意をし、人の心を色で読む力を使い、若き公爵オディロンに協力を求める。彼は一度目の人生でエメリーネに刃を向けた人物。しかしオディロンは協力するかわりに、意外な条件をつきつけた。「俺と結婚し、俺の子を産め」――これは自らを犠牲にしながらも国を守ろうとする王女と、そんな彼女を愛した男の不器用で情熱的なロマンスファンタジー。