あらすじ
----------------------
ある年の世界的大地震後、人類は異能に目覚めた。
当初こそ世界は混乱したものの、化け物も魔王も現れず、異能は社会へと溶け込んでいく。
2×××年現在。
人類の約98%が異能者となった世界で、非異能者は差別の対象になることはあるが至って平和な時代。
日本のある街に、国から異能者認定を受けながらも、自らの異能が名前以外一切判明していない学生がいた。
その学生の名前は「玄野翠(クロノスイ)」
彼は理不尽を心底嫌い、幼少期からの経験のせいで基本ぼっちでひねくれた性格。
そんな彼はひょんなことから世界を救う立場へと追い込まれる。
だが、理不尽を嫌う彼が世界のために動く理由などどこにもなく――。
----------------------
この世界は理不尽だ。
理不尽すぎて反吐が出そう。
俺は神を信じないが、この理不尽さには神を恨むしかない。
だが、この理不尽が俺の大事な人を傷つけようもんなら――
俺は神殺しも辞さない。