あらすじ
「俺を眠らせてみろ。それが出来れば、お前が求める魂を地上へ返す」
王女を守れず失った女騎士エルディーテは、最後の希望を抱き冥界へ向かう。 傷を負った女は価値がない。そんな国で令嬢を捨て、剣を選んだ彼女が挑む試練は――
“眠れない冥界の番人ケルベロスを眠らせること。”
歌も駄目。
命と引き換えも拒否。
それでも諦めないエルディーテに、なぜかケルベロスは言う。
「協力してやる」
番人であるはずの彼は、なぜ彼女だけに手を貸すのか。
そして試練の途中、エルディーテは冥界の底へ落ち、一人の騎士と出会う。
その男の名は――オルディス。
彼との出会いが、二十年前の真実と、眠れないケルベロスの秘密へ繋がっていく。
傷だらけの女騎士と、眠れぬ番人が互いを救う、
相互救済ロマンスファンタジー
*** * ***
―― 二つの宝石、それはどちらも私の欠片
死んだように眠る宝を掘り起こせ ――
* * *
令嬢としての人生を捨てた王女付きの女騎士は、冥界で宝石を見つけた
【傾向:救済ロマンス】