あらすじ
九十九里にあるコーヒーショップ「風」。
店主・大野 凪(おおの なぎ)は、二年前に腰痛の父から店を継いだ。
そこで毎日、自家焙煎のコーヒーを提供している。
一日一名限定、百円の特別メニュー「朝凪(あさなぎ)」。
それは、お客様の話を聞き、その人のためだけのコーヒーを作るというメニュー。
お客様から語られる嬉しさ、寂しさ、愚痴、恋愛、ワクワク、ささやかな幸せ。
一杯のコーヒーが誰かの心にそっと風を通していく。
凪は店を守るだけで必死の日々を過ごしていたが、“神”と呼ばれる人と関わることになり“ある”選択を迫られる。
小さなコーヒー店「風」に漂う、香り高いヒューマンドラマ。