あらすじ
神を殺した儀式から三年。「カイル」の名を世界に返し、「リオ」として生きる元・鑑定士は、今日もルナディア郊外で銅貨三枚の鑑定を続けていた。
そこへ、東方聖教国サンクレイドから難民の女が流れ着く。彼女は"審判の広場"で、白い法衣の少年に鑑定されたという。職業も、過去も、隠していた小さな嘘も、群衆の前で読み上げられて――人生が、燃えた。
少年の名はセティ。齢十七。その掌に灯る力の名は、【神域鑑定】。
俺と同じ力。俺と同じ、他人にラベルを貼られた子供。だが選択だけが、違う。あいつは真実を「晒す」。俺は真実を「渡す」。
議会の依頼料は断った。難民の銅貨三枚だけを受け取って、俺は東へ向かう。三年ぶりに、鑑定士として立ち上がるために。
――今度は俺が、"神域鑑定"を、鑑定してやる。
鑑定×鑑定、真実の使い方を巡る全20話。
※本作は完結済『勇者に裏切られて殺された俺、三日前にタイムリープしたので今度は俺が勇者を"鑑定"してやることにした』の続編ですが、本作からでも読めます。第1期はこちら→[URL] https://kakuyomu.jp/works/2912051601512080006