あらすじ
【全10話・完結済】隣の席から始まる、糖度300%のじれキュン日常ラブコメディ!
「高橋くん、おはよう! 今日も隣だね!」
席替えで、クラスの『日陰に生えたキノコ』こと俺――高橋悠斗の隣になったのは、クラスの誰もが憧れる圧倒的ヒロイン『太陽』こと佐藤ひまりさん。
接点ゼロのはずだった。住む世界が違うはずだった。
なのに彼女は、なぜか毎日俺に楽しそうに話しかけてくる。
「消しゴム半分こしよ?」
「これ、高橋くんの好きなミルクティーでしょ?」
「一緒に帰ろ?」
誰にでもフレンドリーな彼女の『ファンサービス』に過ぎない。
「俺なんかを彼女が好きなわけがない」と自分にブレーキをかけ続ける俺。
だけど、二人で分けた肉まんの温もりも、雨の日の相合傘で触れ合った肩の柔らかさも、どうしても勘違いしてしまいそうで――。
周囲のクラスメイトはみんな知っている。
佐藤さんが悠斗にだけ見せる、特別な笑顔の理由を。
――俺だけが、その理由を知らない。
これは、鈍感すぎる陰キャ男子と、彼をずっと待ち続けた健気な一軍女子の、甘くて少し切ない両片思いの物語。
◆登場人物紹介
高橋 悠斗(たかはし ゆうと)
地味で奥手な高校2年生。自分の優しさに自覚がない。合理主義を言い訳に逃げ回るが、実は佐藤さんのことが……。
佐藤 ひまり(さとう ひまり)
明るく世話焼きなクラスの人気者。ある『過去の事件』から悠斗をずっと見つめてきた。好意が隠しきれず、つい大胆にアプローチしてしまう。