あらすじ
地方の工業メーカーで働く樫木麻衣子は、東京の展示会で異国の政治家ラッセル・ラドルフと出会う。
情熱的な彼との忘れられない一夜を胸の奥に封じ込めたまま日常へ戻るが、半年後、ラドルフは祖国ノクサの頂点に立つ独裁者となっていた。
さらに麻衣子は突然ノクサへ連れ去られ、彼と再会する。
帰国を望む麻衣子に対し、ラドルフは「三か月だけ私に時間をくれ」と告げる。
強大な権力を持ちながらも、不器用なほど一途に愛を貫こうとする彼。
戸惑い、反発しながらも、その孤独や優しさに触れるうち、麻衣子の心は少しずつ揺れ始める。
自由と愛の間で葛藤する女性と、国を背負いながらただ一人の人を求める独裁者。
決して結ばれるはずのなかった二人が紡ぐ、運命の恋物語。