あらすじ
50歳を過ぎてもなお、過酷な配達業で汗水流して働く主人公の唯一の生きがいは、鉛筆と絵の具で魂を込めて「手描きの絵」を描くことだった。
しかし、所属していたネットのイラスト愛好家グループの若者たちは、突如として「コンピューターに自動で絵を描かせるインチキ」に熱中し始める。
機械任せの冷たい絵を否定し、人間の魂の尊さを説く主人公だったが、若者たちは彼を「要領の悪い老害」「底辺配達員」と嘲笑し、グループから冷酷に追放してしまう。
絶望した主人公。しかしその翌日、大昔に付き合いで買っていた株が奇跡的な大高騰を果たし、なんと毎月何もしなくても「70万円」が振り込まれる大金持ちになってしまう!
すぐさま配達業を辞めた主人公は、毎朝10時に起きて最高級のコーヒーを味わう「貴族生活」をスタート。あり余る時間と資金力を武器に、自分を追放した若造たちが「徹夜して自分で描いた」と嘘をついて威張っている機械のインチキ絵を、匿名のアカウント(裏垢)から次々と論破して化けの皮を剥がしていく。
さらに、50年の人生経験と温もりが詰まった「本物の手描き絵」をネットに投稿すると、機械の絵にウンザリしていた世間の人々が涙を流して大絶賛!国民的企業から1000万円のオファーが舞い込む大スターへと成り上がる(手描き無双)。
一方、インチキがバレて大炎上し、信用をすべて失った若造たちは、大成功した主人公の元へ泣きついてくるが……。
「機械に心を売った奴らの居場所はない。後悔してももう遅い」
月収70万円の余裕を胸に、インチキ野郎を痛快に成敗しながら、気ままに「手描き」を愛する男の痛快・成り上がりストーリー!