あらすじ
在学中に許された召喚チャンスは、全部で10回。
落ちこぼれ召喚師ダスラー・シージャンは、それを9連続で外した。
残るはあと1回——次に失敗すれば、免許剥奪・強制退学。
そんな崖っぷちのラスト1回で引き当てたのは、300年前に恐怖で帝国を支配したと伝わる史上最悪の英霊、「極悪女帝」ファナエル・フォーチュン。
……のはずが、なぜか彼女はギャルだった。
「てか敬語禁止ね。よろしくな、相棒♡」
距離ゼロ、押し強め、オタクに優しい。
歴史書と別人すぎる極悪女帝に振り回されつつも、ダスラーの目標は変わらない。
——大会で勝ち上がり、召喚師として成り上がること。
だが周囲は「落ちこぼれに英霊は分不相応」と笑い、彼女を取り上げる《チェンジ》まで突きつけてくる。
なら、結果で黙らせるだけだ。
こっちには規格外の英霊がいる。
それに——僕だって、何もしてこなかったわけじゃない。
これは、落ちこぼれと笑われ続けた少年と、前世で裏切られた経験から誰も信じないと決めた極悪女帝が、「相棒」になって成り上がる学園ファンタジー。