あらすじ

「ウォーターカッター!? コンクリートの切断工事に使う高圧水流を、資格もないのに防護壁なしで人に向けちゃダメですよ! 労働安全衛生法違反です!!」 実家が特殊解体業のOL・八波玲奈(やつなみ れいな)は、お小遣い稼ぎで高難易度VRアクションのデバッグバイトにダイブした。 しかし、与えられたアバターはフリフリの純白ドレス。武器は身の丈ほどもある大剣。 運動音痴の彼女にアクションゲームなどできるはずもなく、初手から神の使い(巨大な水棲ボス)に追われて半泣きで逃げ回るハメに。 絶望の中、彼女は足元に浮かび上がった光る文字(他の時代のプレイヤーが残したシステムログ)を発見する。 『Message:剣とか効率悪すぎ。地形使え。クソゲーが』 「『地形を使え』……なるほど、環境に配慮(破壊)しろという運営さんからの啓示ですね! なら、私の実家(解体業)の出番です!」 システムUIの「クラフト能力」に気づいた玲奈は、剣を捨てた。 指を鳴らして光のグリッド線(CADの設計図)を引き、土質力学と構造計算に基づいて岩盤を正確に連鎖爆破。 天を突く山脈を跡形もなく陥没させて巨大な『水抜き穴』を作り、水棲ボスを水ごと一気に飲み込んで干からびさせる。 「ふぅ……綺麗な整地ができましたね(おっとり)」 「おお……山脈を崩して湖を飲み込むとは! これぞ神話級の広域殲滅魔法……! 破壊の戦乙女様だ!」 本人は「安全第一で土木工事をしているだけのか弱いOL」のつもりだが、周囲のNPCからは「指先一つで大地を砕き、神獣を圧殺する冷酷無比な戦乙女」として畏怖され、神格化されていく。 これは、剣を振るうのが苦手な解体業のOLが、ECOと安全な環境構築によって、理不尽な神の軍勢をスタイリッシュに蹂躙していく勘違い無双譚。 ※本作は、別視点の作品と世界観を共有するマルチアングル群像劇です。単体でも100%楽しめますが、合わせて読むと歴史の裏側が判明します。

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小説を読もう2026/07/06
  • 現在の作品【神話創造プロトコル】運動音痴のOL、高難易度VRアクションに放り込まれる~アクション(物理)が無理なので、『安全第一』の地形解体をしてたら、なぜか神獣が勝手に全滅していました。現場ヨシ!~