あらすじ

◆――黒狼の銀の盾《コクロウのイージス》【異世界BL】――◆  五竜の加護を持つ証である銀髪を持つ17歳のイージス=ナイアス=メランリュクスは、西の大陸、メランリュクス王国騎士団長。第2王子でありながら、「メランリュクスの銀の盾」とあだ名されるほど護るべき祖国のために生きていた。  冬のある日、東の大陸の違法魔法薬により、火竜が暴走し、国は滅亡する。従兄のオルニスが犠牲となって、イージスを東の大陸に逃がした。しかし、オルニスの「お前がいれば大丈夫だ」という最期の言葉は、「お前がいればメランリュクスは護られる」と誤解したイージスにとって呪いの言葉となった。  護るべき祖国を護れず、竜の加護と加護の証である銀髪を失ったイージスは、「お前の護るべきものはもう何もない」と自分に言い聞かせながら、イージス=アルギュロスと名を変え、東の大陸の運び屋として生きてきた。  10年後、そんなイージスが、漆黒の髪を持つ一人の美しい男と出会う。男の名は、クロエ=ファルカス。都市の警護団「黒の団」の副団長だった。自分と似たファルカスに自分を重ねるイージスだが、自分とファルカスには決定的な違いがあった。「護るべきものを護りたかった」自分と「護りたいものを護る」ファルカス。いつしかその姿に特別な気持ちを抱くようになる。  今―― 止まっていた時が流れ出す。  これは、護るべきものを失った男が、再び誰かを護ることを決意するまでの物語。そして、自分も誰かに護られることを受け入れる物語。

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エブリスタ
エブリスタ2026/07/04
  • 現在の作品黒狼の銀の盾《コクロウのイージス》