あらすじ
中学生だった麻理は、毎朝同じ電車の同じ車両で見かける、ひとりの高校生に恋をした。
雨の日に交わした、たった一言。
その小さな出会いは、やがて二人の人生を大きく変えていく。
恋をして、結婚して、何気ない毎日を重ねていく二人
幸せとは、特別な出来事ではなく、当たり前の日常の中にあることを知っていく。
しかし、ある日を境に、その「当たり前」は静かに揺らぎ始める。
雨は、やがて雪へと変わる。
それでも変わらないものがある。
『冷たい雨』は、ひとつの恋が人生になり、人生が愛へと変わっていく、一人の人を生涯愛し続けた夫婦の物語です。