あらすじ
とある平安時代、内裏を襲った大火のあと、宝物殿から運び出された三つの“位ある宝”が、京の一等地にあるいわくつきの屋敷へ預けられた。
そこに住むのは、陰陽寮に所属する六人の特別な陰陽師――真白陰陽師たち。
彼らは大貴族の屋敷を格安で借り受け、除霊つきの共同生活、通称「シェア寝殿」の生活を送っていた。
ところがある朝、宝のひとつに宿っていたという小さな姫君が姿を現し、差し入れのご馳走を食べ尽くして大騒動に。
自称・龍神の姫君である桜姫と、気弱な下っ端陰陽師“伍”は、成り行きで京に潜む怪異に立ち向かうことになる。
食費、呪札、怨霊退治。
そして、次々と目覚める厄介な宝たち。
これは、呪いの屋敷に暮らす真白陰陽師たちと、小さくて大食いで尊大な龍神の姫君が巻き起こす、平安あやかし退治譚です。
※この物語は、あくまでフィクションです。