あらすじ
気づいたら異世界にいた。
何の予兆もなかった。
何か特別なことをした訳でもなければ、起きた訳でもない。
毎日決まった時間に登校し、決まったことをして、決まったとおりに帰る。
そんなつまらなくも楽で平和な生活は、唐突に壊された。
苦悩し、後悔し、絶望しようとも前に進まなければいけない。
そんな世界に、放たれた。
自由は背中に翼を生やす。しかし、責任という足枷がつく。
束縛は鳥籠に収められる。しかし、鳥籠の中で平穏を知る。
鳥籠は壊され、若鳥たちは翼を生やし、責任という足枷をつけて異世界を駆ける。
水に触れたルビジウムが激しく反応を起こすように、
力を知り、欲望を知り、強さを知る。
己の道を知り、己の道を進む。