あらすじ
辺境オルナ邦の鍛冶の家に生まれた青年グレンは、念じるだけで金属を宙に走らせ、狙った一点で炎を発する独自の火術を使う。ある日、家族を殺したなにかが北へ立ち去った。姿を見た者はグレンのほかにいない。それでもグレンは、その跡を追って一人で歩き出す。
放浪の道中、行く先々の土地で魔物を狩り、辺境の坑道や山あいで古い機械仕掛けの遺構を訪れる。傍らには空を高く飛んで先を偵察する猛禽の魔物フェルが同行、辺境の市では薬種の行商ノラと道が交わり、西へ向かう街道では魔法戦闘を修めた青年セイルとも道が重なる。