あらすじ

聖女様が宙に浮いた瞬間、確信した。あれは奇跡ではない。前世の私の十八番だ。 「聖女の奇跡を疑った罪」で断罪された悪役令嬢ヴィオレッタ。けれど前世の彼女は、舞台一筋三十年のプロマジシャンだった。 ワイヤーの浮遊。二重底の聖杯。半拍早い拍手のサクラ。 「では皆さま、お手を拝借。――種明かしの時間です」 断罪の壇上は今夜、王都でいちばんのショーの舞台になる。 ただし、暴くべきは少女の嘘ではない。嘘で少女を縛った、大人たちの仕掛けだ。 手品は、世界でいちばん正直な嘘。

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小説を読もう2026/07/05
  • 現在の作品聖女様の奇跡、タネも仕掛けもございます ~前世が舞台マジシャンの悪役令嬢、断罪の場で種明かしをする〜