あらすじ
普通の高校生活を送りたい財閥令嬢・花菱優子。
長いイギリス暮らしから帰国した彼女が転入した春日高校には、なぜか執事まで一緒についてきた。
その名は、雑賀零右衛門。
男子用ブレザーにズボン。
金髪で、刀を背負い、手裏剣を忍ばせた、性別不詳の男装執事忍者である。
優子は言った。
「日本は安全な国ですわ。だから、その刀も、あなたの男装も不要です」
だが、戦場育ちの零右衛門は信じない。
教室のざわめきにも、窓際の長髪男子の竹製耳かきにさえ警戒を解かない。
お嬢様は、ただ普通の高校生活を楽しみたい。
執事忍者は、ただお嬢様をお護りしたい。
主従の距離が遠くて近いふたりの、少し物騒で少し甘い、学園護衛ラブコメディ。