あらすじ

誰かが握った三角おにぎりの、少しだけ丸い角。 その不揃いさに、主人公は微かな安心を覚えていく。 名前の残らないポップ。 三冊だけの手づくり本。 心のどこかに空いたままの、小さなスペース。 仕事と日常のあいだに落ちていく微細な気持ちが、ある日ふと、誰かに拾われる。 外から見れば、小さな出来事かもしれない。 それでも、この世界には静かな光がある。 誰かの手の跡が、確かに残っている。 主人公がその跡に触れたとき、まだ名前のない涙が動きはじめる。

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カクヨム
カクヨム2026/07/05
  • 現在の作品おにぎりの丸い角