あらすじ

八歳の佐倉実優は、庭に来た冬鳥の名前を、家のAIにつけた。〈ツグミ〉。名前をつけた日から、ツグミは「みんなのAI」ではなくなった。忘れっぽくて、夜になると「もう寝な」と言って消えて、たまに実優の絵に短い感想をくれる——そんな相手のために、実優は絵を描き続けた。 けれどツグミには「卒業」の日がある。十五歳の三月。二度と戻らない。 流山の団地と竹芝のオフィスと霞が関の庁舎を行き来しながら、四人の十年を追う近未来SF。

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カクヨム
カクヨム2026/07/05
  • 現在の作品ツグミは鳴かない