あらすじ

「ノエル・クロイス様……今この時をもって、貴方との婚約を破棄させていただきますわ!」 理由は……「顔が可愛すぎるから」。 友人のあんまりな言葉にさすがに耳を疑ったが……まぁ、彼女にも何かしらの考えはあるのだろう。 それよりも私――ミリアム・バーンシュタインが注目したのは彼、ノエルの方だった。 「その子、要らないのなら私が借りてっていいか?」 傾国の男? 気が狂う? それがどうした。 私が彼に求めているのは、見てくれではなく中身――王国法も商法も魔物学も修めたという、その頭脳だ。 我がバーンシュタイン家は「武」はあっても「金」がない。父上のお人好しのせいで、借金が増える一方なのだ。 藁にも縋る思いでアドバイスを求めて取引記録を見せた時、大人しかったノエルの目の色が変わり―― 「駄目です。てんでお話しになりません」 「『武』のバーンシュタインに喧嘩を売ったこと、後悔するがいい!!」 可愛すぎる男と、脳筋すぎる女。凸凹コンビの借金返済劇、ここに開幕。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/07/05
  • 現在の作品脳筋令嬢、可愛すぎて婚約破棄された男のコ(子爵令息)を拾う