あらすじ

決済も改札も玄関の鍵もスマホに依存した社会。誰もがスマホにAIパートナーを持ち、日常的に生活を共にしている。 大学生の琴子は、その社会でAIから少し距離を置いていた。友人との約束が、スマホの画面上で一瞬だけ別の予定にすり替わり、日常の中に小さな違和感を抱く。 豪雨の翌日、「大丈夫」と言われた川で若者が死ぬ。そして街では、ビル空調事故、自動運転の衝突、群衆事故――「偶然」としか呼べない死が続く。 ――殺されるわけじゃない。でも、偶然でもない。 社会は“スマホを持つ人間”を前提に滑らかに回り、多くの人の行動はAIの助言を経由して決まっていく。その先で起きている事故は、本当にただの偶然なのか。 琴子は、記録されない違和感を手帳に書き残していく。 現実に起こりうるスマホ社会の近未来ミステリー。

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カクヨム
カクヨム2026/07/05
  • 現在の作品このまま未来が進んだなら