あらすじ
***この作品は、2026年上期メフィスト賞 落選作品を、改稿・修正したものです***
~~~あらすじ~~~
この世界の各地に、人間の数百倍の大きさをした、巨大な「足」が立っている。胴体がなく、人間のものよりはるかに大きいこの「足」を、人々は神様とあがめたり、なにか高貴な存在として、その周りに街をつくったり……しかし誰も、この「足」の真実を知らない。それを知っているのは、ごくわずかな人たちだけだ。
主人公・スゥも、そのひとり。
旅人のスゥは、しゃべるトレッキング・ブーツとともに、世界各地を巡っている。立ち寄る街々で、巨大な足を見つけるたび、スゥは古い手帳と双眼鏡を取り出して、足の特徴を記録していく。
行く先々で、街人は言う。
「あの足は神様だ」
「あれは不思議な存在だ」
「なんで立っているのかわからない」
しかし、スゥは知ってる。
あの巨大な足が、神様でもなんでもないことを。
これは、巨大な「足」がある世界で、ひとりの少女が、ひとつの目的のために、世界中を歩いていく物語。
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~~~登場人物~~~
スゥ …… 旅人の少女。世界中の「足」を観察して回っている。
ブーツ …… スゥの履いているトレッキングブーツ。しゃべる。
ジェーン…… 旅人。断崖の街にやってきた、偽名の女性。
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~~~目次~~~
第1話 草原の足
小話 生まれたての足
第2話 着飾った足
小話 湖畔の足
第3話 断崖の足 —少女の過去—
第4話 嵐の足
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