あらすじ

王立学院の卒業パーティー。 公爵令嬢セシリア・フォン・ローゼンベルクは、第一王子から婚約破棄と国外追放を言い渡される。 悪女と断罪され、すべてを失った――はずだった。 「婚約破棄、ありがとうございます」 そう微笑んだ彼女には、誰にも知られていない秘密がある。 王宮で使われている結界も、街を照らす魔導灯も、転移門も。 王国を支える魔道具の数々は、実は彼女が設計・改良・維持していたものだったのだ。 だから追放されるなら、自分の研究成果はすべて持っていく。 その結果、王都は少しずつ機能を失い、やがて崩壊の危機へ。 一方、辺境へ向かったセシリアを待っていたのは、「氷の魔術公爵」と恐れられる無口な天才魔術師レオン・フォン・ヴァルデン。 彼だけは、誰よりも早く彼女の才能を認め、こう告げる。 「君の力が必要だ。……いや、君に、ここで笑っていてほしい」 研究に没頭できる理想の環境。 信頼できる仲間。 そして、不器用だけれど誰よりも優しい恋。 今さら「戻ってきてほしい」と言われても、もう遅い。 これは、悪役令嬢と呼ばれた天才魔道具師が、本当の居場所で幸せを掴む物語。

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小説を読もう2026/07/05
  • 現在の作品婚約破棄、ありがとうございます。追放された悪役令嬢ですが、実は王国の魔道具は全部私が作っていました。今さら戻れと言われてももう遅いです