あらすじ
「僕をヒーローにしてくれた君を、今度は僕が独占したい」
身長181センチ、体重85キロ。一見ぽっちゃりなガッシリ系で自己評価は底辺の笠原灯(トモシ)は、無欲で優しすぎるがゆえに、これまで女性経験はゼロ。
途中退席したくなるほど気後れした30歳限定婚活イベントで、灯は会場一の美女・吉田千以子(チイコ)と奇跡のマッチングを果たす。
騙されているのではと怯える灯だったが、彼女がハキハキと真っ直ぐに向けてくるのは、底なしの、そしてどこか懐かしい特大の愛だった。
「私、灯が世界で一番格好いいと思う」
彼女の純粋な情熱に触れ、灯の心の中にあった「自信のなさ」が、次第にひとりの男としての激しい衝動へと形を変えていく。
まるで、大きな癒しのテディベアだった灯が、愛する人を知り、初めて男の飢えた牙を剥く──。
傷つきやすくて愛おしい二人が、不器用に関係を深め、本当の愛と情欲を知るまでの、大人の極上ヒューマン・ラブストーリー。