あらすじ

老人ホームの介護士見習いとして働く日置航也はミュージシャンを夢見ているが、いまひとつ壁を突破できないでいる日々を過ごしていた。そんなある日、ひょんなことから知的障害者である海川航平と出会う。天才的な絵の才能を持つ航平との関わりで航也は音楽や夢、家族、そして社会というものを深く考えるきっかけを得るのだが……。(第一部) 精神の障害を患っている米原一志は、同じように障害を抱えている仲間たちの集う地域活動支援センターで穏やかな日々を過ごしていた。家族や親戚に対する複雑な思いを抱いている一志は、仲間たちとの対話の中から自分の生き方や将来を見つめていく。これは回復の“その後”の物語。(第二部) 誠実な両親、優しい兄。高い知能指数を持つ中学三年生・古屋雅哉は日々を穏やかに過ごせていた。クエスチョニングの状態という悩みはあるものの、それもゲイの先輩の進藤文彦や精神科医の都雪尋との対話を重ねていく中でだんだんと落ち着いている。毎日が和やかに過ぎていく中、雅哉は“親とうまくやれていない”者たちの話を直接的にも間接的にも触れ、いつか彼らもそれを乗り越えられるといいと、傍観者の立場からそう願わずにはいられなかった。(第三部) これは、"家族"の新しい物語。 この作品は「カクヨム」にも掲載しています。

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小説を読もう2024/01/04
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