あらすじ
辺境伯家の三女ローザリンデは、結婚に興味がなかった。
しかし、娘の幸せを願う父に「王都には強い男がいる」と説得され、侯爵令息レオナルドとの婚約を受け入れる。
ワイバーンを一人で狩る彼女にとって、強い相手と出会えるなら悪くない話だった。
けれど、初めて会ったレオナルドは、ローザリンデを見るなり「なんだ、田舎もんじゃないか」と見下してきた。
それでも父のために我慢した。
だが、婚約お披露目パーティーの場で一方的に婚約を破棄され、さらには辺境伯家を「詐欺師」とまで罵られてしまう。
自分を侮辱するだけなら、まだいい。
でも、父と家を侮辱するなら話は別だ。
「ワイバーンを一人で狩る淑女に、ケンカを売ったのが間違いでしたわね」
魔力の低い出来損ないと笑われた辺境令嬢が、王都の夜会で元婚約者を叩き潰す、痛快婚約破棄ファンタジー。