あらすじ

未来からの手紙 差出人のない手紙が、さゆのもとに届く。 書いてあるのは、駿太という男への忠告だった。 「彼を信じすぎないで」 なぜ、自分の筆跡で。なぜ、駿太のことを。 駿太は信じやすい男だ。困った友人には五百円を渡す。おかしなセミナーに誘われた友人を止めようとする。さゆのアドバイスには迷わず従う。 さゆはずっと、彼を見ていた。 九月、知らない番号からの電話。駅前のベンチでの出会い。白い名刺。五百円玉。 時間が重なり始める。複数の自分が、複数の現在から、駿太を観察する。 だが、ここにあるのは、本当は——。 最後の一行で、全てが反転する。読み終わった後、最初の一行に戻って、もう一度読みたくなる短編。

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カクヨム
カクヨム2026/07/04
  • 現在の作品未来からの手紙 1話完結!