あらすじ

ライラは死罪となった。王族を殺したのだから無理もない。 街を抜け出し、怪物で溢れた世界へと身を投げ出す。 飛び抜けた才能なんてない。仲間もいない。何もない。 ライラは涙を流しながらただ走った。 走っては歩いてを何度も繰り返していると、辺りの葉の色が変わり始めていることに気が付く。 随分遠くまで来たんだなと思い、一度足を止めた。 「ガサガサガサ!!」風で葉が揺れる。それに驚き音の方を振り向く。 何もいないことが分かると深く息を吐き出した。 一時の油断も許されないこの世界でライラは思う。 私はこれから何をして生きていけば良いのだろう。 ライラの当てのない旅が始まる。凡庸で、壮大で、愉快な旅が。

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小説を読もう2026/07/30
  • 現在の作品ライラの死罪