あらすじ
神聖王国の教会で見習い聖女をしていた私、アリシアは――次代の聖女として期待され、聖女の儀式を受ける前から神聖王国の第三王子と婚約していました。
そして迎えた大切な日。
聖女として周囲に示せればそれで、王子とも結婚して新しい生活が始まると、本気でそう思っていました。しかし訪れた儀式の最中、私の身体から普段出ている魔力すらも放出されず――不適合の烙印を押された私は弁解する余地もないまま、他の大陸へ向かう船に乗せられてしまうのでした。
「こんな事で全てが終わるだなんて……思いたくはありません」