あらすじ
西暦22XX年。
第三次世界大戦によって地上は放射能汚染、ナノマシン災害、生物兵器の蔓延により人類が住めない世界となった。
生き残った人々は、管制システム《EVE》が統括する人工浮遊都市《CELTRA(セルトラ)》へ移住する。
都市は六つのセクターに分断され、市民は生涯、自分の生まれた区画から出ることを許されない。
食料、教育、医療、仕事、結婚、出生――すべてはマザーブレイン《EVE》によって管理され、人類は争いのない平和を手に入れた。
だが、その平穏はある日、突如として崩壊する。
五番セクターで発生した大規模システム暴走。
治安維持用アンドロイド《マシンドール》は突如として市民を襲い始め、街は一夜にして血に染まった。
幼い少女・カナリアは両親を失い、自らを庇った最愛の姉・リリィが目の前でマシンドールに斬首されるという、あまりにも残酷な光景を目撃する。
それから八年。
人類とマシンドールの戦争は終わることなく続いていた。
機械化義肢兵装《EXTEND ARMS》を操る少女となったカナリアは、反政府組織《EXTEND》の一員として、マザーブレイン《EVE》の破壊だけを目的に戦い続けていた。
しかし、戦いの中で彼女は知る。
あの日の虐殺は、単なるAIの暴走ではなかったこと。
世界の歴史そのものが書き換えられていたこと。