あらすじ
薬師エセルは、ヴィレール王国の王都治療院で、毎日薬作りに追われている。
同僚はエセルに仕事を押し付け、彼女が作ったものを自分の仕事として報告していた。
ある時、世界中で奇病が発生した。
治療薬を開発したエセルだったが、その功績すら奪われてしまう。
エセルが平民だから。貴族である彼らは平然と、彼女から金も名声も奪うのだった。
だけどね、エセルは言う。
「私がそのまま泣き寝入りすると思われているのは心外だわ」
やがて世界中で使用された、エセルの作った治療薬がとんでもないことになる。
その時に彼らは、自分達が何をしたのか、理解するのだ。
⭐︎前編後編の二話です。よろしくお願いします。