あらすじ
世界の生命を支える一本の大樹――世界樹。
その恩恵を受けた「蒼き森」では、自然と共に生き、その力を操る守護者アリテアたちが森を見守っていた。
若きアリテア・フルーテは、水・風・地・重力の四属性を自在に操り、傷ついた命を癒やし、森に暮らす動物たちや村人たちと穏やかな日々を送っていた。
そんなある日、森で魔物に襲われた旅の青年フェルトを助けたことをきっかけに、二人の運命は静かに動き始める。
何度も森を訪れるフェルト。
少しずつ心を通わせる二人。
世界樹の精霊シルフィはそんな二人を見守りながらも、フルーテを大切に思うあまりフェルトにいたずらを仕掛ける毎日。
さらに、フルーテの幼なじみであり、隣の森を守るアリテアリシェルも加わり、それぞれの想いが交差していく。
しかし、その穏やかな日常の裏では、世界樹を蝕む”黒き重力”が静かに目を覚まえようとしていた――。
守りたい森がある。
守りたい人がいる。
だからこそ、前へ進む。
これは、自然に愛された少女と、彼女を支える青年が、仲間たちとともに世界の運命へ立ち向かう、恋と絆、そして自然が織りなす王道ファンタジー。
――世界樹が見守る森で、一陣の風が二人の運命を結ぶ。