あらすじ
主人公、14歳の女子中学生、不知火 優(しらぬい ゆう)は、学校でいじめを受けていた。
心配をかけないよう親には相談できず、周りにはからかわれているだけだと思われ、周囲から理解が得られないでいた。
そんな状況でも優にはいつも配信があった。
Saku(サク)こと、須藤 朔(すどう さく)。最強無敵のダンジョン配信者。
彼女の胸がすくような圧倒的な実力と、決して驕らないクールな姿勢を楽しみに、優は毎日を生きていた。
ある日、優は母親が突然再婚することによって義理の妹ができることになる。
驚くことにそこにいたのは毎日見ていた推しの配信者、須藤朔その人だった。
「い、いつも見てます!」
「……ありがとうございます……え、えへへ」
しかし、普段の配信とは打って変わって、朔は別人のようにビビリだった。
(Saku、最推し。やっぱ推せる!)
そんなギャップと推しが義理の妹になる現実を前に興奮する優。
やがて、ともに暮らす中で、優は、朔が配信で演じるクールさが、実は臆病な性格の裏返しだとわかってくる。
それでもファン。義理の姉として、公私両面のサポートを誓う。
反対に朔も優の抱える問題を解決するため動き始める。
ぎこちなかった2人は、お互いを想い行動する中で、徐々に距離を縮めそれぞれの問題も克服していく。
これは偶然の出会い、偶然のつながりだった2人が、かけがえのない関係に変わっていく愛の物語。