あらすじ
『Venom Desire』第三作目――。
現実世界で命を落とした一人の青年・カゲエは、目を覚ますと、不思議なゲームの世界へと転生していた。
そこで彼を待っていたのは、個性豊かな仲間たちとの出会い。そして、人々を守るために戦う組織「Venom Desire」での日々だった。
数え切れないほどの出会いと別れ。
笑顔を交わした時間。
立ちはだかる絶望。
幾度となく訪れる試練。
そのすべてを乗り越えながら、仲間たちは少しずつ前へと歩み続けてきた。
一方、カゲエの護衛人になったグリザイユとキアロスクーロも、多くの任務を経験し、心身ともに大きな成長を遂げる。未熟だった二人は、今では誰もが認める一人前の隊員となり、新たな特別任務へと旅立っていく。
しかし、その裏では世界を揺るがす存在――「大幹部」たちが、少しずつその姿を現し始めていた。
静かに忍び寄る闇。
交差するそれぞれの信念。
そして、世界の運命を左右する戦いは、まだ始まりに過ぎなかった。
そんな中、ボスから新たな特別指令が下される。
カゲエ、ミライ・ユ、そしてトロンプルイユは、Venom Desire医療班へ配属され、ゼーユ看護師長のもとで医療班メンバーとして活動することになる。
命を救う最前線で待ち受けるのは、戦場とはまた違う現実。
傷ついた仲間たち。
命の重み。
人を救うという責任。
彼らは医療班での活動を通して、新たな出会いと数々の試練に向き合いながら、それぞれが抱える想いと未来を見つめていく。
果たして、希望を探した果てにあるのは何なのか――。
たとえ真黒の欲望が、行く手を阻もうとも。
僕たちは、歩き続ける。