あらすじ
リゼット・ローエンタールは転生系悪役令嬢である。
自らの死亡フラグに抗おうと色々抗ってみた。いじめも嫌がらせもしなかったし、高飛車な態度も取らなかった。悪役令嬢特有の高スペックで不測の事態を解決したりもした。
けれど。
全てが無駄だった。
その場では何もなくとも、時間が経てば自然と「やはりリゼット・ローエンタールが全てを仕組んだ」「リゼット・ローエンタールは素行が悪い」「リゼット・ローエンタールは性格が悪い」とまるで刷り込みのように書き換わっていく。それはまるで、世界はそうあるべきと定められているかのように。
「もういいわ。どうでも」
全てを投げ出そうとしたリゼット───そんな彼女の目の前に、突如としてヒロインが現れる。「ごっめーん私バックレるねっ☆」とテヘペロ笑いをかましながら。
始まりはアレですが重い話にするつもりはありません。軽く行きます。