あらすじ

「聖具を汚した大罪人」——聖女の告発ひとつで、発言権を持たない王宮書記官リゼットは断罪法廷に引き出され、冷酷な処刑執行人・灰色公爵の刃に散った。……はずだった。 目を開ければ、断罪の朝。死ぬたびに、時は巻き戻る。証拠を集めても、聖女の“神託”の前ではことごとく無力。迎えた六度目の処刑台——振り下ろされるはずの刃が、止まった。 「——今度は、何回目だ」 私を殺した処刑人だけが、すべてのループを覚えていた。 発言を許されぬ書記官に残された武器は、ただひとつ。七度目の法廷で、偽証も、改竄も、買収も——六回分の死を経て集めきれるかどうか。 これは、書記官令嬢が「処刑ループ」で世界をひっくり返す物語。

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カクヨム
カクヨム2026/07/29
  • 現在の作品処刑台の書記官令嬢は、七度目の断罪で真実を読み上げる