あらすじ
日本に二校しか存在しない『魔術大学付属高校』。
そこは、特権階級である「貴族」と、一握りの才能に賭ける「平民」が交錯する格差社会の縮図だった。
平民の少年・剣崎レンは、数パーセントの可能性に賭けて挑んだ適性検査で、異例の資質を示してしまう。
「透明」をはじめとするあまりに多すぎる弱適性――器用貧乏すらとなれない『使いこなすのが困難な茨の道』。
しかし、その身体の奥底には、無骨で美しく、異質な熱を解き放つ【一振りの銀剣】が眠っていた。
入学早々、レンはA級貴族のツンデレ少女・ミナ、人懐っこいタイガたちと共にチームを組み、元・最精鋭部隊の無気力教師・獅童のもとで魔術師としての歩みを始める。
――だが、そんな平和で青臭い学園生活は、長くは続かない。
国家の裏で蠢く、巨大な利権と黒い暗闘。
「平民」を駒として切り捨てる国家の影。
やがて少年少女たちを巻き込んで勃発する、隣国との熾烈な【戦争】。
砦を埋め尽くす巨重魔法陣、血と硝煙が混ざり合う戦場の中、レンの内に秘められた「剣」が、そして不器用な仲間たちの絆が覚醒する。
絶望の戦場で生き残れ。
世界の理を叩き伏せる、叩き上げの王道学園ファンタジー、開幕!