あらすじ

45歳、独身。 時任朔太郎は、古びた時計店で機械式時計を修理して暮らしている。 店の奥には、黒い箱に大きな真鍮の時計を埋め込んだ、しゃべる機械がいる。 朔太郎はそいつを「堅物」と呼んでいた。 ある日、亡くなった父の時計を持った女性が店を訪れる。 その時計は、旅館のロビーでは動くのに、寝室へ移すと止まってしまうという。 時計の音に隠された家族の記憶を、時計職人とおしゃべりな機械が読み解いていく。 時計にまつわる謎と、人の心に残った時間をめぐる、少し不思議な日常ミステリー。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/07/29
  • 現在の作品感覚を奏でる単細胞